去年5月の山形県南陽市の林野火災で消火活動にあたった地元の消防団が今月、活動の功績をたたえられ消防庁長官から表彰を受けました。

これを受け、南陽市消防団はきのう、市長に受彰報告を行いました。

きのう南陽市長へ受賞報告を行ったのは、南陽市消防団です。

消防団が受賞した「防災功労者消防庁長官表彰」は、自然災害などの現場で顕著な活動実績を残した消防団体を消防庁長官が表彰するもので、県内では今年度、高畠町消防団も受賞しました。

去年5月に発生した南陽市の秋葉山での林野火災では、消防や自衛隊など9日間でのべ1900人以上が消火活動にあたり、発生から9日目に鎮火しましたが、およそ122ヘクタールが焼ける甚大な被害となりました。

その中で、消防署員らとともに消火活動にあたったのが、地元の消防団でした。

南陽市消防団 色摩貞樹 団長「夜のあの(燃えている)山を見て真っ赤で自分のほうに向かってくるんじゃないかというぐらいの勢いだったので、鎮圧までどうにかするというのが消防団だと自分は思っているので、早く鎮圧になってくれと思っていました」