今シーズンの大雪を受けて、県はきょう政府に対して財政的な支援を求める緊急の要望を行いました。
国土交通省への要望活動はオンラインで行われ、吉村知事と県市長会・町村会のそれぞれの代表が出席しました。

国土交通省 高橋克法 副大臣「(各地の)現場を見て参りましたので、しっかりとこの対策についてはやらなければならないと自覚をしている」

要望書によりますと、県の道路除雪にかかる費用は、道路の消雪施設の電気代や除雪機械の燃料費などの高騰によって、今月10日時点ですでに過去5年の平均を大きく上回り、県の当初予算の96パーセントに達しています。

また県内15の市町村でも、予算以上の経費がかかっているということです。
これを受け、県などはきょう、国土交通省に対して、市町村が管理する道路の除雪費への追加配分を要望しました。
吉村知事「雪が溶けていけばさらにいろんな被害が分かってくると思うので、その時点でまたいろいろと要望していく必要があると思います」
