小児がん支援を目的に、山形を代表するあの"おやつ"が県内のボランティアサークルとタッグを組んで新商品を開発し、きょうお披露目されました。

こちらが、小児がん支援を呼び掛ける、その名も「レモネードあじまん」。

レモンの果汁や皮を入れることでレモネードの味を表現し、レモンと相性の良いクリームチーズが入っています。

このあじまんは、小児がんの支援を目的に行う「レモネードスタンド」という活動を応援するために開発されたもので、きょう、天童市でお披露目されました。

「レモネードスタンド」は、レモネードを販売してその売上を小児がん患者の支援や治療の研究に役立てる活動のことです。

県内の中高校生などが参加するボランティアサークル「nico(にこ)こえ」では、これまで小児がん支援のためにさまざまな活動を展開し、治療や研究を行う山形大学医学部へ寄付金などを贈ってきました。

きょうの発表会には、小児がんを患った経験を持ち活動の中心となってきたリーダーの平田寧々さんや、当時の主治医が出席。

おやつとなって新たに姿を変えたレモネードを味わい、小児がんへの理解を呼び掛けました。

ボランティアサークル「nicoこえ」 平田寧々さん「山形を代表するあじまんとコラボできるとは思ってなかったので、すごくうれしい気もちでいっぱいです。新たな挑戦ではありながらもこれまでと変わらずレモネードスタンドという形は変わっていないかなと思っていて、少し食べながら家族で話したり、ちょっと調べたりして、レモネードスタンドとか小児がんについて考えてもらえる時間になればすごくれしいなと」

レモネードあじまんは、あさってから3月の土日・祝日限定で販売され、売上の一部は山形大学医学部に寄付されるということです。