きのう岩手県・大船渡市(おおふなとし)で発生した大規模な山林火災は延焼が続き、一夜明けたきょうも現場では消火活動が続いています。
県内からも、100人をこえる消防隊員が現地に派遣され、消火活動にあたっています。
消防によりますと、きのう午後1時ごろ、大船渡市の山林で火災が発生しました。

岩手県によりますと、きのう時点で焼失面積は600ヘクタール以上、住宅などの建物被害が80棟以上に及んでいるということです。

県によりますと、きのう、総務省消防庁から要請があり、県内に12ある全ての消防本部36部隊112人が、きのう夜から消火活動などのため現地に派遣されたということです。

きょう午前11時ごろからは県の消防防災ヘリ「もがみ」も加わり、消火活動が行われています。

県では、消火活動の期間などについては、今後の状況を見て判断したいとしています。