どんなワクワクな空間が広がっているんでしょうか。
太陽系で最も高いというオリンポス山の模型に。
ロケットや宇宙ステーションのミニチュア模型。
会場となった旧加茂小学校の体育館には、宇宙の魅力が広がっています。
こどもたちが夢中になって動かしているのは・・・。
火星の調査を行う車、「マーズローバー」の操作体験です。
車にはカメラが搭載されていて、コックピットで映像を見ながら操作することができます。
気分はさながら宇宙飛行士!
また今回の展示で特に人気だったのが・・・。
これは、介護用の機器を使い、火星の重力を疑似体験しています。
火星は地球の3分の1ほどしか重力がないのだそうです。
普段とは違うからだの感覚に訪れた人は。
訪れた人
「重い気もしたし軽い気もした」
「火星にいったら普段より軽く感じるんだと戻ることで分かりました」
この展示会を企画したのは、鶴岡市に住む佐藤涼子さん。
佐藤さんは日本実験棟「きぼう」の実験のとき、地上から操作を行う管制官を務めていて、その経験を生かし、県内で宇宙の魅力を伝える活動を行っています。

鶴岡スペースステーション
佐藤涼子さん
「(近くに)科学館がないなぁと思いまして、そういうところがあれば子どもたちが不思議に思ったことをより深く知れる。そういう場を展示を通して提供できれば」
魅力あふれる宇宙空間には、沢山の人々の笑顔も溢れていました。