きのう、山形県寒河江市の工場で従業員の男性がフォークリフトに挟まれ死亡する事故がありました。

男性は当時、スタックしたフォークリフトを動かすため、同僚が運転するフォークリフトの外で作業をしていたとみられています。

この事故は、きのう午前10時すぎ、寒河江市中央工業団地にあるシャトレーゼ寒河江工場で起きたものです。

事故では、この会社の従業員で山形市瀬波一丁目に住む川又航さん(26)が、フォークリフトに挟まれ、死亡しました。

死因は窒息でした。

警察によりますと、当時、同僚が運搬作業に使っていたフォークリフトが雪でスタックしていて、川又さんはそのフォークリフトを再び動かすための作業をしていました。

フォークリフトには同僚が乗り、川又さんはフォークリフトの外で作業をしていたとみられています。

川又さんが挟まっていたのは、フォークリフトの前についている「マスト」と呼ばれる支柱と車体の間で、作業中に何らかのはずみで挟まれたということです。

警察が、当時の事故の状況を詳しく調べています。