山形県内の医療機関では、今月からインフルエンザワクチンの接種が始まっています。

新型コロナとの同時流行も懸念される中、接種時期の集中をさけるため医療機関では早めの接種を呼びかけています。

山形県酒田市の「池田内科医院」です。
今月1日から、今シーズンのインフルエンザワクチンの接種を始めました。

インフルエンザワクチンを接種した人
「心配のないような環境で生活できるかと思います」

インフルエンザは、空気が乾燥しやすくなる11月から患者が増え始め、冬にピークを迎えます。
コロナ禍で、全国的にインフルエンザの流行はありませんでしたが、先月には長野市で集団発生が確認されています。
そして、懸念されているのが、新型コロナとの同時流行です。
池田内科医院では、新型コロナワクチンと同時にインフルエンザワクチンも受けられる同時接種も行っていて、冬にワクチン接種が集中しないよう、早め早めの接種を呼びかけています。

池田内科医院 看護師
菅原 千春さん
「接種の間隔制限もないのでなるべく早めに接種していただけるとありがたい」

本格的な冬が訪れる前に、早めの感染症対策が必要です。