東北日本海側を中心に、強い冬型の気圧配置や気圧の谷の影響により、8日頃にかけて大雪となり、大荒れや大しけとなる所があるでしょう。6日夜遅くにかけて大雪に警戒してください。また、5日夕方にかけて雪を伴った西よりの暴風に警戒し、6日夕方にかけて高波に警戒してください。
[気象概況]
日本付近は強い冬型の気圧配置となっています。また、日本海は気圧の谷となっており、発達した雪雲が北日本から西日本の日本海側に流れ込んでいます。
5日午後は、東北地方の上空約5000メートルに氷点下42度以下の、この冬一番の強い寒気が流れ込む見込みです。その後も、日本付近の強い冬型の気圧配置は続き、上空には断続的に強い寒気が流れ込むでしょう。
このため、東北日本海側を中心に、8日頃にかけて、大雪や、雪を伴った西よりの暴風となる所がある見込みです。海上では、大しけとなる所があるでしょう。
また、気圧の谷や上空の強い寒気の影響により、東北日本海側では大気の状態が非常に不安定となるため、積乱雲が発達して雷の発生する所がある見込みです。