山形県新庄市の市街地、最上公園でクマが目撃され、騒ぎとなっている。現在もクマは公園内に居座っていて、消防団などが100人態勢で警戒に当たっている。

*****

1日午後、新庄市中心部の新庄中学校の近くや最上公園でクマ1頭が目撃され、警察や消防団などが出て最上公園周辺の警戒を行っています。警戒は夜通し行われるということです。

新庄警察署によりますと、1日午後1時30分ごろ、新庄市十日町の新庄市立新庄中学校の北西約350メートルの市道上で、車を運転していた20代の女性が東の方向に走っていくクマ1頭を目撃し、110番通報しました。

その後、警察官が検索したところ、最上公園内でクマを発見しました。クマは体長約1メートルです。

警察や新庄市によりますと、警察官約10人、消防団約100人が出て最上公園を囲み、付近の住宅などに被害が出ないよう警戒しています。午後7時30分現在、クマが公園から出た報告がないことから、まだ公園内にいるとみて、夜通し警戒を行うということです。

また新庄市ではLINEやホームページ、防災行政無線やFM、チラシなどを使ってクマへの注意について広報しているということです。