県立河北病院と寒河江市立病院の統合再編について話し合う協議会がきょう、寒河江市で開かれました。
新設される病院の建設予定地は寒河江市と河北町の7か所に絞られたことがわかりました。
県と寒河江市は医師不足や人口減少などの問題により2年前から県立河北病院と寒河江市立病院の統合再編について話し合いを進めています。

統合された病院についてはどちらかの病院跡地に建設するのか、または、新しい場所に建設するのか建設場所が注目されています。
こうしたなか、きょう開かれた協議会で事務局は。

石垣幸一 事務局長「民地も含めた7か所の建設候補地を抽出致しました」

交通アクセスなどを考え、寒河江市6か所、河北町1か所の合わせて7か所が建設予定地の候補としてあげられました。

河北町 河内耕治 副町長「利用者の視点に立った十分な検討を行っていただきたい。検討の結果だけお知らせを頂くのではなく、選定経過などにつきまして説明をお願いしたい」

また、新しい病院では、産婦人科や、休日夜間診療も可能な16の診察科を設置する方針です。
西村山地域の救急搬送はこれまでおよそ6割が地域外に搬送されていましたが、今回の統合で救急への対応が手厚くなると期待されます。

運営委員会では来年のうちに建設予定地などを決定し、2028年度着工、2031年度開院を目指すとしています。








