山形県天童市の20代男性と20代女性の2人が、それぞれ128万円ほどを騙し取られる詐欺被害にあいました。

きっかけはTikTokでした。

天童市の20代男性は、今月1日、スマートフォンでTikTokを利用中に副業広告にアクセスし、青木という女性を名乗るLINEアカウントを友だち登録しました。

青木から「動画を見るだけ、見た動画のスクリーンショットを撮って送るだけで報酬を差し上げる」などと言われ、実際に送ったところ報酬が振り込まれました。

その後「よりお金を稼ぐ方法がある」などと言われ、匿名で記録の残らないアプリであるテレグラムのインストールを勧められました。

テレグラムで送られてきたURLのサイト上では報酬が反映されていたため、その話を信じ、男性は指定された口座に入金をしましたが、青木から「タスクに失敗したので損失補てんが必要、違約金が必要」などと言われ、今月2日から6日までの間に、指定された口座におよそ124万円を送金しました。

その後報酬を引き出そうとしたところ応じてもらえなかったため、知人に相談し被害がわかったということです。

男性はあわせて128万6000円を騙し取られました。

また男性の親族の天童市の20代女性も、男性に勧められ同じ手口で被害にあいました。女性の被害額は128万6000円だということです。

警察は

〇簡単に稼げるなどとうたう副業広告に注意

〇防犯情報を入手して犯罪被害から身を守る

以上のことを呼びかけています。