天童市では、警察官たちの柔道と剣道の大会が開かれ、県民の安心安全のため日々訓練を積むその技を競い合いました。

「県警察柔道・剣道大会」には、県内14の警察署や機動隊などに所属する18歳から59歳までの警察官およそ280人が参加し、柔道と剣道のトーナメント戦などが行われました。

男子の個人戦で競い合うのは、警察官になってから柔道と剣道を始めた経験3年未満の若手の警察官たちです。

仲間たちの声援を受け、果敢に相手に挑む姿が見られました。

柔道 個人戦で優勝 酒田署 五十嵐颯太 巡査「泊り明けの日に訓練したり、休みの日を使ったりして訓練の結果がきょうの結果に結びついたのはうれしい」

また、団体戦では、所属ごとに有段者などの猛者たちが集まり、迫力ある試合が繰り広げられました。

武道の稽古を重ね、真剣勝負に臨んだ警察官たちは、訓練の成果を日々の業務に生かしていきます。

交通機動隊 遠藤凪沙 巡査長「100%出せたと思います。私は普段の業務で白バイとして一人で活動しているので、もしなにかあったときに相手との間合いなど
剣道の練習で培った部分があるので生かしていきたい」

県警察本部では、こうした大会を通じて警察官の体力や精神力を鍛え、今後も、県民の暮らしの安心と安全を守ることにつなげていきたいとしています。