吉村知事はきょうの県議会で来年1月の知事選に出馬することを正式に表明しました。
吉村知事「来るべき来年の知事選挙におきまして、県民の皆様の審判を仰ぐ決意を固めたところであります」

吉村知事は、きょうの県議会12月定例会の代表質問で、自民党県連の森谷仙一郎幹事長から「次期知事選」について問われ、出馬について言及しました。

自民党県連 森谷仙一郎 幹事長「5期目の出馬をどのように考えているのか。後援会や親しい方から出馬を要請する声をいただいて出馬を決めることはやめていただきたい」

これに対し吉村知事は、7月の記録的な大雨による被害からの復旧が道半ばとして出馬を表明。

これまでの経験を生かした県政運営を行いたいと強調しました。
吉村知事「これまでつちかった経験。全国知事会をはじめとするネットワークや人脈なども生かしながら、市町村とともに県民の皆様が希望をもって安心して暮らし、喜びと幸せを実感できる県づくりに向けて全身全霊で取り組む所存」

また、退職金については大雨被害などを受けた現状から受けとることができる状況にないとしました。
来年の知事選では自民党が対立候補を立てるかが注目されてきましたが、これまでその動きはなく、また、東根市の土田正剛市長ら自民党との強いつながりを持つ首長らが吉村知事に出馬を要請するなどしてきました。

森谷仙一郎 県議(自民党)「幹事長という立場で質問をしたのに対して、答えていただいたという点に関しては、強く評価をさせていただきたい」
