きょうの裁判では、上田被告の当時の精神状態について診断した医師の意見書に関連し、検察側、弁護側双方が上田被告に質問しました。

藤井響樹アナウンサー「被告人質問で上田被告は、医師に対して事件や自身の病気についてどのように説明されたかを問われると、時折考えこみながら答えていました」

上田被告は碓井被告とのスマートフォンでのやり取りや過去に自身が自閉症スペクトラムと診断されたことなどを伝えていたということです。



藤井響樹アナウンサー「裁判長から今後どのような生活を送っていきたいか問われると、上田被告は『未だに碓井の報復が怖い。安心して生活していきたい』と前を見てはっきりとした声で答えていました」

当時の上田被告の責任能力についてがひとつの争点となっていて、裁判所の判断が注目されます。

次回裁判は来年1月28日に開かれます。