■出動服にカッパ 心肺停止の状態
26日、警察と消防は、佐藤警部と玉谷警部補の捜索を続け、午後2時21分頃、パトカーから400メートルほどの距離で心肺停止の状態の玉谷警部補を発見した。

上下濃紺の出動服にカッパを着ていたという。
現場があわただしくなり、救急車に続く道を隊員が覆い隠す。
■救出の様子
玉谷警部補が、仲間たちによって運ばれてきた。
ストレッチャーの足が、進んでいく。

うつむく応援隊員の姿も。
発生から15時間以上がたっていた。
見送った仲間たちは、呆然としていたように見えた。
「助けたかった」という思いが、その場を覆っていた。
その後、玉谷警部補の死亡が確認された。溺死だった。
死亡推定時刻は26日午前1時頃とみられている。