長寿を祝して、市から提供された10万円の「使い道」も質問してみました!

山形市・佐藤孝弘市長:
「山形市からのお祝いです」
山形市の佐藤市長の訪問に深々と頭を下げる男性が印役町(いんやくまち)に住む加藤英治(かとう・えいじ)さんです。

大正12年生まれの加藤さんは、2022年の11月に、数えで100歳を迎えます。
加藤さんは26歳のとき、妻・とみさんと結婚。1男2女、3人の子どもに恵まれ、7日は長男と次女の2人もお祝いの場に参加していました。


加藤英治さん:
「夢を見ているみたいな、宝くじに当たったみたいな感じ」
山形市内の在住者で、今年度数えで100歳を迎える人は、男性24人、女性145人のあわせて169人となっていて、市からお祝い金が贈られます。
市によりますと、5年前(2018年)の83人と比べて「長寿」の人は169人と倍増。
また、101歳以上の人も、今年度は215人と、毎年増加傾向で、現在、最高齢の人は110歳の女性だということです。
姿勢が良く若々しい加藤さんに「長寿の秘訣」を聞いてみました。

加藤英治さん:
「別に長生きするぞとは思わず、気ままに、くたびれたら寝る、退屈になったら本を読む」
もしや、日頃の食生活に長寿のワケが・・・?

加藤英治さん:
「うちの(長男の妻の)奈都子、(料理が)上手なんだ。ちょっとしたものでも、なんでも味付け上手なんだよ」
長男の妻・奈都子(なつこ)さんの手料理が大好物だと力説。加藤さんのコメントに奈都子さんも、恥ずかしそうな表情。
最後に、やっぱり気になる「あの質問」をぶつけてみました!

ご家族:
「10万円は何に使いますか?って」
加藤英治さん:
「うちの"会計"に渡すだけ・・・笑」
記者:
「お肉を食べたいとかは?」
加藤英治さん:
「こっちで何も言わなくても、ちゃんと食べさせてくれているから」
加藤さんの長男の妻・奈都子さん:
「希望に沿って何か作ります!」

加藤さん、これからも末永く元気にお過ごしください!