今年7月、記録的な大雨となった新庄市で警察官2人が川からあふれた水に流され死亡したことをうけ、警察が現場の警察官の安全確保策などを公表しました。
「安全を考える日」を制定し、訓練を行うことなどが盛り込まれています。
今年7月25日の夜から翌日未明にかけ、新庄市本合海で、救助要請を受け現場に向かっていた警察官2人が、パトカーごと川からあふれた水に流され死亡しました。

これをうけ警察はきょう、現場の警察官の安全確保策などを公表しました。
安全対策としては現場に出るすべての警察官にあたる1241人にライフジャケットや水難活動用のヘルメットがいきわたるよう整備し、現場に出る全ての警察車両に搭載すること。
そして、災害の際にすべての警察職員の安否確認や連絡などを一元的に実施することなどが盛り込まれています。

また、災害の教訓の伝承として、毎年7月25日を「安全を考える日」として制定し今回の出来事を伝え、訓練などを行うということです。

今年7月の大雨では警察官2人の他、高齢の女性1人が命を落としています。
【警察発表 安全策などの詳細はこちら】https://newsdig.tbs.co.jp/articles/-/1463680?display=1