ラ・フランスの収穫期を前に山形県東根市できょう、立木審査会が行われました。
今年のラ・フランスは夏の高温や大雨の影響を受けているということで、対応策も共有されました。
この立木審査会は、ラ・フランスの生産技術の向上を目的に東根市果樹研究連合会が毎年行っているものです。
きょうは生産者をはじめとする関係者35人が参加し、市内の6つの園地で、実の大きさや付き具合など10項目を審査しました。

今年の東根市産のラ・フランスは実が大きく霜の被害もなかったため収穫量も多く見込めるということです。
しかし、夏場の高温の影響で実のでんぷん質が糖に変わりにくい状態だということです。
また、大雨の影響で実が柔らかい状態だということで東根市では収穫時期を例年より一週間ほど早めて熟成期間に入ることで品質を維持するとしました。


東根市果樹研究連合会 岡崎広良会長「きちんと熟された食べごろのものを堪能して欲しい」

東根市産のラ・フランスは来月4日に収穫が解禁、10日ごろに収穫のピークを迎え、熟成期間を経て店頭に並ぶということです。
