白鷹町の郵便局で起こった強盗事件について、関係者への取材で容疑者の男の人物像が見えてきました。
容疑者は犯行の翌日も仕事現場に顔を出し、普段と変わらない様子だったということです。
この事件は今月12日、山形市上町4丁目の大工の男(65)が、白鷹町中山の白鷹簡易郵便局に押し入り、70代の女性局長に包丁を向けて「金を入れろ」と言って脅し、現金100万円を奪い、車で逃げた疑いがもたれているものです。

男を知る人「大変感じよく挨拶はしますよ。(任意同行のときは)大人しく言うこと聞いて抵抗する様子はなく」

男を知る人「大人しくてすごく優しい。そういうことする人ではないと思っていた」

男の家の近くに住む人によりますと、男は去年12月に50年近く勤めていた会社を退社していたということです。

近隣住民「今年65歳だもんね、それだと厳しいよ、お金持ってるなら話は違うけど」

男が勤めていた会社の人は「真面目で優しく、職人としての技術も優れていた」と話していました。
犯行があった翌日の13日。
男は委託された仕事の打ち合わせのため以前勤めていた会社を訪れたそうですが、
変わった様子はなかったということです。

警察は犯行に至った動機や男と郵便局との関係を詳しく調べています。