先月22日からの夏の安全県民運動期間中、県内で起きた交通事故の件数がきのう公表されました。

事故の総数は前の年から減ったものの、去年はゼロだった死者が4人と、重大事故が増加しています。

県警察本部によりますと、先月22日から1か月間行われた「夏の安全県民運動」の期間中に起きた交通事故は、去年の同じ時期と比べて18件少ない207件でした。

負傷者の数は13人減って258人となっています。

しかし、去年はゼロだった死亡事故については、今年は西川町や小国町などで4件起きていて、4人が命を落としました。

また、この期間の交通違反での摘発件数は、去年に比べ327件増え2858件でした。

内訳は、速度超過が979件と去年より369件増えています。次いで、一時不停止が969件。横断歩行者妨害は141件、信号無視は68件でした。

自転車の交通違反の検挙件数は信号無視で1件となっています。

指導警告票、いわゆるイエローカードの交付件数は245件でした。

警察では速度を抑えた運転をすることや、ぼんやり運転などへの注意を呼びかけています。