県はきょう、実際には雇用していない人を勤務しているかのように資料を改ざんするなどして介護報酬を不正受給したとして、中山町の介護保険事業者を行政処分しました。

行政処分を受けたのは中山町の「ケアガーデンえびす邸」を運営する介護保険事業者、「シャインSKY(エスケイワイ)」です。

県によりますと、シャインSKYは、雇用していない人を勤務しているように装い、勤務表などの書類を改ざんして提出するなどしたほか、監査の聞き取りにウソの答弁を行ったり、本来請求できない日の個別機能訓練加算を請求したりして66万円余りを不正に請求し受け取ったということです。

このため県はシャインSKYに対し、介護報酬の上限を7割までとする「指定の一部の効力停止」の行政処分を行いました。指定の効力停止期間は来月1日から11月30日までです。

県の聞き取りに対し、シャインSKYは不正請求分について求めに応じ返還するとしているということです。