山形市の20代男性が、融資を受ける際の保証金の名目で、現金およそ45万円をだましとられました。

警察によりますと、山形市に住む20代男性は、インターネットで見つけた会社のホームページにアクセスし、名前や連絡先などを入力して融資を申し込みました。

数日後、男性のもとに委託を受けている別会社の職員を名乗る男からメールがあり、800万円の96回払い、毎月の返済額が9万円の契約を結ぶことにしました。

その後、男性は「融資を受けるためには保証金として毎月の返済額の5か月分を支払う必要がある」などと言われ、指定された口座におよそ45万円を振り込んだということです。

その後、さらに現金を要求されたため、契約の解除と返金を申し込みましたが、期日になっても返金されなかったことから、警察に相談し被害が分かりました。

警察は、正規の貸金業者は融資をする前にお金の振り込みを要求することはないとしていて、事前に金融庁などのホームページで登録業者であるかどうか調べるよう呼びかけています。