きょうの県内は鶴岡で35.2度を記録し、今年初めての猛暑日となりました。

このほか、山形では34.9度となるなど、17の地点で今年最高の気温となりました。

藤井響樹アナウンサー「南陽市の熊野大社にきています。午後1時前ですが、手元の温度計で34.9℃となっています。思わず目をしかめてしまうような強い日差しが降り注いでいます」

きょうの県内は暖かい空気に覆われ、日差しも強かったことから各地で気温がぐんぐん上がりました。

藤井響樹アナウンサー「こちらの場所では色とりどりの風鈴が常に音を立てて吹かれていて、風通しのいい場所だということが分かります。体感だけでなく音でも涼しさを感じることができる場所です」

南陽市の熊野大社では心地よい風が吹き、境内にある2000個を超える風鈴が優しい音を奏でていました。

この音色で「涼」を感じようと、多くの人が訪れていました。

鶴岡市から「暑いけど、この中だけすごく涼しい。この音。この音がいいと思って。子どもが喜ぶかなと思って連れてきた」

姉弟(山形市から)「階段が上がるにつれて風鈴の音が聞こえてきて、(神社の)下にいると暑かったが(上にくると)音だけで涼しいと感じた」

熊野大社では涼しさを感じる人たちがいた一方で、きょうは鶴岡で35.2度を記録し、今年初の猛暑日となりました。

このほか、山形で34.9度、東根で34.2度、村山と酒田で33.9度となるなど、17の地点で今年最高の気温となり、酒田市飛島を除くすべての地点で30度以上となりました。

あすは朝から雨が降り、昼ごろには強まるところもありそうです。きょうよりは気温は下がるものの、ジメジメとして蒸し暑くなりそうです。