山形県鶴岡市の県立加茂水産高校で伝統のカッターレース大会が開かれ、生徒たちが熱戦を繰り広げました。
「カッター」とは、大型船に搭載されている救命用の手こぎボートのことで、大会は、海の上で必要不可欠なチームワークを磨くために開かれています。


3年生「ベスト尽くしていい成績を残せればいいなと思います。きれいに揃うとどんどんスピードがついていくので、皆と息があっているのがよくわかる。それが楽しい」


全長9メートルのカッターに15人が乗り込み、加茂港内のおよそ600メートルのコースを2回走った合計のタイムで競います。

カッターをうまく進ませるコツ、それは、「息を合わせオールを漕ぐ」こと。

全員の気持ちをひとつにできるかが勝負の分かれ目になります。
「カッターゴール」優勝したのは、海洋技術科の3年生のチーム。これまで実習航海などを通して学びと団結力を深めてきたのが実を結んだのでしょうか。

3年生「乗っている全員に声が聞こえるように腹から声出してやりました」

3年生「人数が少ない中でこうして団結することは当たり前ではないので職場でも色々な人とコミュニケーションをとりながらがんばっていきたい」








