米沢市に住む10代の女子高生がLINEに「副業しませんか」とメッセージが届いたことをきっかけに、およそ60万円をだまし取られました。

警察によりますと、今年3月、米沢市の女子高生に知らないLINEアカウントから「副業しませんか」などとメッセージが届き、女子高生が友達登録をすると、「YouTubeの動画を見てスクリーンショットをして送信すると報酬がもらえる」といわれたということです。



女子高生は、指示された「ToCall」というアプリをインストールし、そこで画像を送ったところ、実際に合わせて3万円ほどのお金が振り込まれていたということです。

その後、相手から「指定口座にお金を振り込むと、高い報酬がもらえる副業がある」などと紹介され、女子高生は合わせて6回にわたってインターネットバンキングでおよそ60万円を振り込んだということです。



報酬金額を出金しようとしたところ、操作ミスだとさらに60万円の追加費用を求められたことを不審に思い、家族に相談して被害に気づきました。



警察では、「簡単に稼げる」などという広告をきっかけにLINEでやり取りし、詐欺に遭うケースが多く確認されているとして、注意を呼びかけています。