では、クマに遭遇した場合、どうすればよいのでしょうか。

岩手大学 山内貴義 准教授「遠くの距離で見かけた場合にはなるべく後ずさりをして距離をとる。至近距離でばったりあってしまった場合には、クマ撃退スプレーなど追い払うような道具を持参してほしい」


山内准教授は、親子連れのクマや、山菜がはえるなどクマの餌場となるような場所で遭遇した場合は、クマがどう猛になる可能性が高いとして、特に注意を呼びかけています。



また、クマが残すサインも重要な情報です。

岩手大学 山内貴義 准教授「これ6月に撮影した写真」

「これは完全に爪痕彫刻刀で彫ったような」


足跡やふんなどを見つけた場合も、注意が必要です。



岩手大学 山内貴義 准教授「山林に入る場合には十分な備えをして入ってほしい。農作業をしたりとか山林の近くを通る時にも、クマのことを気にかけて 生活してほしい」