きょう山形県中山町の中学校で、日本の伝統文化のひとつ「和服」の良さを学ぼうと、生徒たちが浴衣の着付けを体験しました。
中山町立中山中学校で行われた浴衣の着付け体験は技術・家庭科の授業の一環として初めて開かれました。



中山町立中山中学校 秋葉由紀 教頭「教科書や動画だけではなくて実体験を通して学びが深まったり関心が高まると良いなと思いこの活動を計画した」


しかし、着付け体験を実現するにあたり問題になったのが、講師や浴衣の準備です。

そこで学校が、中山町で学校と地域を結ぶ活動を行う団体に相談したところ、普段から着物や浴衣に触れている人たちが協力してくれることになり、今回の着付け体験が実現しました。


授業では1年生79人が、講師から着付けを学んだあと、歩いたり座ったりして肌で浴衣の魅力に触れました。


生徒「とても肌ざわりが良くて着心地も良いので楽しい。あまり和服に触れる機会が少ないのでいい経験になった」

生徒「ひらひらしていてかわいい」

生徒「お祭りや花火大会に友達と遊びに行って着たい」

講師「(Q.着付けしててどう?)かわいいですよね」

中山町立中山中学校 秋葉由紀 教頭「地域学校協働活動推進員の方の協力のもと町の方が中学生の為ならということで快く引き受けてくださり本当に感謝しています。いい活動になったなと思うのでこれからも続けていけたら」

学校と地域が協力して実現した浴衣の着付け体験は、生徒にとって日本文化を肌で知る良い機会になったようでした。









