今月は、農林水産省が定める食育月間です。
これに合わせ、山形市では、学校給食を通じて食の豊かさを学んでもらおうと、学校給食を紹介する展示会が開かれています。

藤井響樹アナウンサー「始まりの給食は明治22年から、どんな世代からも愛されるコッペパンなどなど、各世代の給食が展示されていますが、みなさんの思い出の給食はどれでしょうか?」

山形市役所できょう始まった展示会。テーマは「学校給食」です。

その歴史は、明治22年に鶴岡市で始まったと言われていて、山形市では昭和の時代に入ってから週に2回、提供されるようになったそうです。

会場では、年代ごとの一般的な学校給食のレプリカも展示され、器の変化やパン・牛乳の登場など、給食の移り変わりを見ることができます。

そしてこちらは・・・レプリカではありません!市内の児童たちがきょう味わった「実際の給食」です。

市制135周年を記念し、ナルトに「祝」の文字が入った特別なメニューだったようですね。

埼玉県から「忠愛小学校から学校給食が始まったという歴史があって、その歴史をくむというか、学校給食に対するプライドというかそういうのを山形県全体でお持ちでしょうから、そういったことも含めて、非常によくわかる展示だと思います」

こちら、弁当箱のように見えるのも実は学校給食。
市では、アレルギーがある児童のために通常の給食と混ざらないように専用の器を用意していて、誰でも安心して給食を楽しめるようにしています。

山形市学校給食センター栄養管理室井上奈穂子 管理栄養士「大人になったときに懐かしいな、おいしかったなと振り返るものであったり、大人になって自分が食事を作るときにこんな風に考えたら栄養バランスが良くなるんだなと、栄養もバランスも思い出してもらえるきっかけになれたら いいなと思います」

展示会では食の基本である箸の持ち方を学べるコーナーもあり、見て、体験して、楽しむことができます。
「学校給食紹介展」は山形市役所の1階であすまで開かれています。








