さくらんぼの収穫シーズンを迎える中、きょう、山形県寒河江市では農作業への安全が呼びかけられました。
これは、さくらんぼが最盛期を迎え、重大な事故が発生しやすいことから、農家に事故防止と熱中症の防止を呼びかけるために行われています。

きょうは出発式で安全宣言などをしたあと、事故防止などを呼びかける広報車が出発しました。

こちら、市内にある「フルーツサトー」の園地にも広報車が到着し、事故防止が呼びかけられました。

「高いところから転げないように。まず気を付けて」

フルーツサトー 田中岳弘 専務「気を付けてがんばります!」
県内では、今年に入ってから農作業中の事故が10件起きていて、そのうち8件がさくらんぼの農作業中に起きたものです。

原因は脚立からの落下や、雨よけのビニールをかけているときの落下が多いということです。

西村山地区農業機械士会長 今田勝昭さん「今非常に疲れているときに今度収穫が始まるということで、梯子から転倒しないように、心がけてもらいたい。今年は今のところ涼しいが熱中症にも気を付けてほしい。」

この呼びかけはさくらんぼシーズン中行われるということです。