けさ山形県三川町で、庄内地方の特産品・メロンの初競りが行われました。

「おはようございます。丸果です、只今より丸果ひな壇にて庄内産アンデスメロン初競りをおこないます」

庄内地方は水はけの良い砂丘が広がることからメロンの栽培に適していて、アンデスメロンが特産品の一つとなっています。

きょう初競りにかけられたのは、三川町の成澤秀雄さんが育てたハウス物のアンデスメロンです。糖度は15度から16度と上々の甘さで、品質の等級は最も高い「秀」。


初競りには、地元の青果店や仲卸業者など、およそ30人が参加しました。

「6万円、7万円、8万円、8万円、8万円!!オーッ」


初物の庄内メロンを競り落としたのは鶴岡市でインターネット販売などで青果物を取り扱う、秋山和宏さんです。

落札価格は4L、3玉入り1箱で8万円となり、卸売を行なう丸果庄内青果の最高値タイとなったということです。


メロンの生産者 成澤秀雄さん「よその産地に負けないように頑張りますのでアンデスメロン、楽しんでほしい」

落札した 秋山和宏さん「香りもよくこれから庄内のメロンも始まるという季節感や旬を感じてもらえたら嬉しい」


庄内産のアンデスメロンは、7月上旬には露地物も市場に並ぶということです。