山形県庄内町で、きょう、地元の小学生が県の魚、サクラマスの稚魚を放流しました。

「大きくなって帰ってこーい」

「ばいばーい!」

これは庄内町の漁業組合が毎年行っているもので、水産資源の安定化と、子どもたちに地域の自然を知ってもらうことが狙いです。


きょうは、庄内町立立川小学校の2年生27人が、およそ3万8000匹のサクラマスの稚魚を立谷沢川に放流しました。


児童「ぷにぷにしててかわいい」

児童「流して楽しかった」

児童「ヌルヌルしていたけど逃がすのが楽しかった」


サクラマスの稚魚は川で1年ほど育ったあと、海へと旅立ちます。

地元の川に戻れるのは1割程度。


サクラマスの長い旅が始まります。