皆さんも一度はヒヤリとしたことがあるのではないでしょうか?

最近よく耳にする、ブレーキとアクセルの踏み間違いによる事故について、原因や対策などを専門家に聞いてきました。

「車が玄関に突っ込んでいました。相当ビックリしました」

建物に突っ込む車。この事故は3日前、山形県山形市黒沢で起きたものです。

警察の調べに対し、運転手の70代男性はこう話しました。

「ブレーキとアクセルを踏み間違えた」

山形県内では、ブレーキとアクセルの踏み間違いによる人身事故が、過去10年で548件起きています。

事故防止機能が付いた車が普及したことで、件数は年々減少傾向にあります。

事故を起こした年代で見てみると、踏み間違いによる事故は高齢ドライバー特有のものと思われがちですが、半数以上は64歳以下の運転手です。

JAF山形支部 野川智伸さん「パニックの方もいらっしゃいましたし、笑って踏み間違えたという方もいらっしゃましたけど、踏み間違いは誰にでも起こりうることを、ちゃんと確認しながら操作してもらうことが大切」

JAF山形支部の野川さんは、踏み間違いは年代関係なく起こしてしまうと話します。

最も注意が必要な状況とは?

JAF山形支部 野川智伸さん「発進時や、切り替えや車庫に入れるときに起こりやすい。ハンドルの切り替えも含めて、操作が増えてくると起きてくる」