今月8日に起きた4人が死傷する重大事故を受けて、国道348号の事故防止を検討する会議が開かれました。
山形県と警察は今後、ソフトとハードの両面の対策を展開していきます。

会議は、今月8日に山形県白鷹町滝野で起きた軽乗用車が対向車線にはみ出して対向車と正面衝突し、4人が死傷した事故を受けて開かれました。
会議には警察や道路を管理する県などが出席し、これまで国道348号で起きた事故の状況や傾向が報告されました。
それによりますと、過去5年の人身事故は39件で、このうち8割にあたる30件が、日中に起きているということです。

県と警察では今後、駐車帯にパトカーを配備し、ドライバーにスピードを落とすよう呼びかけを続けるほか、センターポールの設置や路面表示などといったハード面での事故防止対策も検討していくということです。

県警察本部交通規制課 清野宜久 課長「連休を踏まえて夏型の事故の話も出たが、そういった事故を防止するために広報啓発、取り締まりなども強化していきたい」








