これから本格化する農作物の出荷を前に、寒河江市でハウスさくらんぼの出荷が始まり、きょう関係者らが集まり、出発式を行いました。
真っ赤に育ったさくらんぼ。加温栽培された「佐藤錦」です。

寒河江市を含む1市4町を管轄するJAさがえ西村山では、今月から加温栽培された「紅さやか」と「佐藤錦」の関東圏への出荷が始まっています。

きょうは出発式が開かれ、JA関係者や生産者などがこれから本格化する出荷作業の安全と、安心できる農作物の生産を決意していました。

今年のハウスさくらんぼは3月の低温で成育の遅れが出たほか暖房設備の燃料などでコストがかかり、例年以上に難しい栽培だったということですが、生産者の努力で上質なものに仕上がったという事です。

JAの担当者は「(関係者)一丸となって、産地を盛り上げていこうという気持ちになっている。トップバッターであるハウスさくらんぼ、それに続くいろんな作物があるので、リレー形式でうまく消費者に繋がれば」

ハウスさくらんぼの出荷のピークは来月中旬で露地物の出荷は6月中旬頃から始まると見込まれています。








