山形市の50代女性が、SNSで知り合った実在の有名実業家を名乗るアカウントから金の投資を勧められ、現金およそ1000万円をだまし取られる詐欺被害がありました。

警察によりますと山形市に住む50代の女性は去年12月下旬、スマートフォンで投資に関する広告にアクセスし、有名実業家と同じ名前のSNSアカウントを登録したということです。
女性は、そのアカウントから金の投資を勧められ、有名実業家のアシスタントを名乗るアカウントなどの指示で、今年1月下旬から3月上旬までの間に12回にわたり、合わせて現金1009万円を振り込んだということです。
その後、女性が家族や警察に相談し、被害にあったことがわかりました。

県内ではこのほか、SNSの投資に関するサイトをきっかけに、戸沢村の30代女性がおよそ100万円の被害に、金山町の40代の男性がおよそ140万円の被害にあったことも確認されています。

警察では「必ずもうかる」「元本保証」などの言葉は信じず、SNSなどで知り合った人からの投資の勧誘には、十分注意するよう呼びかけています。








