バレーボールV1リーグのアランマーレは、あすから初めてとなる「Vカップ」に出場します。山形県鶴岡市での開幕戦を前に、V1初勝利を目指すチームの今を取材しました。

今シーズンからV1リーグで戦っているアランマーレ。
レギュラーラウンドは0勝22敗と、トップリーグのレベルの高さを実感する結果となりました。
アランマーレ・北原勉監督「一部リーグでは必要なフィジカル・スキル・メンタルをより具体化して練習してきた」
そしてあすからは、V1のチームだけが出場できる、Vカップに初めて挑みます。
V1での初勝利へ。今、チームが取り組んでいるのは、基本に立ち返り、"自分たちの強みを伸ばす"練習です。

アランマーレ・木村友里キャプテン「サーブはアランマーレの強みとしてもっていたが、試合の中で相手を崩す展開が少なくて。ブロックでも組織的なブロックを見つめ直して基礎的なところから練習してきた」
アランマーレの平均身長は、ほかのV1チームに比べ6センチほど低くなっています。
だからこそ、マークを絞った、組織的なブロックが重要になるのです。
一方で、レギュラーラウンドのサーブレシーブ成功率はリーグ5位。守備面は、決して劣っていません。
その上で北原監督は、勝利の鍵を握るのは、場面場面での「判断」だと強調します。

アランマーレ・北原勉監督「何かってのを判断しなきゃ自分のトレーニングしている身体能力をうまく使えません。バレーボールの中でのジャッジメントをやっていきたい」
アランマーレ・木村友里キャプテン「デュースで落とすところがあってそれが取れていたら展開が違った試合も結構あった。『1点どうとるか』というシチュエーションを作り上げて取る練習をしてきている。Vカップで結果がでれば」
VカップはV1のチームが2つのリーグに分かれ予選を行い、その後、上位2チームずつがトーナメントで優勝を決めます。

アランマーレの開幕2連戦は、あすとあさって、鶴岡市の小真木原総合体育館で行われます。







