毎年10月は「臓器移植普及推進月間」です。より多くの人に臓器移植への理解を深めてもらおうと15日、富山駅で街頭キャンペーンが行われました。
これは、より多くの人に臓器移植への理解を深め、臓器提供に関する意思表示の大切さを考えてもらおうと全国各地で行われているもので、富山県内ではことしで3回目になります。
この日は通勤、通学の時間にあわせて富山駅の構内で臓器提供の意思表示を促す内容が書かれたチラシの配布やパネルの展示が行われました。
富山県移植推進財団 清水遥加さん
「免許証の裏やマイナンバーカードの前面に臓器提供の意思表示欄があるので、自分はどう思うかなというのを考えたうえで記載をしていただけたらなと思います」
臓器提供は全国的に増加していて、富山県内では例年、年に1例ほどですが、ことしはすでに3例あり、県の移植推進財団は今後もこうした活動を続けていく方針です。