富山県氷見市中央町で26日、古材の販売会が開かれました。

富山市在住の男性
「これは揃っていますね。あ~いいね」

販売会は建築を学ぶ学生や地域住民らが企画したもので、店内に並べられている古材は全て公費解体される家屋から次の使い手に繋ごうと彼らが救出したものです。

富山市内在住の男性は、ふすま4枚を2万円で購入しました。

富山市在住の男性
「良いのがあって嬉しい。どんな方が使っていたか分からないが、まだまだ使えると思うので良かった」

古材の魅力は長い間大切に使われてきた上質な素材が低価格で手に入ること。また販売会には、再加工にも適した資材が揃っています。

東京科学大学 長井颯祐さん(富山市出身)
「古材をただ材料として繋ぐのではなく、そこに込められている時間や日々の生活をも引き継げるようにという思いで活動している」

次回販売会は10月15日に開催されます。