能登半島地震で出た災害ごみの置き場が足りない問題について富山県氷見市は、新たな仮置き場として高岡市に工場を置く中越パルプ工業の敷地を借り受けます。

氷見市が災害廃棄物の仮置き場として借り受けるのはパルプ・製紙メーカーの中越パルプ工業、高岡工場内の6500平方メートルの敷地です。

11月ごろから廃棄物の搬入を始める予定だということです。

氷見市では現在公費解体の申請を370件受理していてうち、これまでに解体を終えたのは12件です。

今後は公費解体のペースがあがり、がれきなど、さらに多くの廃棄物が発生することが見込まれていて置き場の確保が急務となっていました。

中越パルプ工業 福本亮治社長「地域貢献をできたらいいなと、かねがね思っていましたので、今回こういうお話をいただいて、土地をご提供できたというのは非常によかったかなと思います」