富山県氷見市では能登半島地震で被災した建物2棟が倒壊する恐れがあるとして、県道の一部区間が通行止めとなっていましたが、18日から本格的な解体に入りました。
竹内ジーナ記者:「氷見市栄町では、道路に倒壊の恐れのある住宅2棟で緊急解体が始まっています」

地震で被災した氷見市栄町の建物2棟は倒壊の恐れがあることから、富山県は7月9日から県道薮田下田子線の栄町交差点から間島交差点までの、およそ200メートルの区間を通行止めとしています。



氷見市によりますと建物の所有者からは公費解体の申請が出ていて、18日から重機による緊急解体が始まりました。
近所の人:「地震あった当時から傾きがひどくて、この家はばちぼち崩れるのではないかと話していた。安心だよね。やはりみなさん崩れるんかなって心配していたからね」

氷見市によりますと通行止めはおよそ10日後に解除される見通しです。

氷見市では18日から始まった栄町の2棟のほか、北大町の4棟で公費解体が進んでいて、対象は1068件、申請数は17日時点で349件となっています。
市は、公費解体を来年度末までに終えたいとしています。










