糖尿病患者に向けた低カロリーのフランス料理の食事会が、福島県いわき市で開かれました。

甘エビを使った前菜に、じっくり煮込んだ牛タンのシチュー。全て低カロリーで作られたフランス料理です。

この催しは、食事制限のある糖尿病の患者に食事を楽しんでもらおうと、いわき市のたねだ内科クリニックが開いたものです。通常、フランス料理は2000キロカロリーほどありますが、こちらは6品のコースで3分の1以下の665キロカロリー。

バターや生クリームの使用を極力避け、食材を蒸したり煮たりすることで、味を落とすことなくカロリーを抑えています。メインのタンシチューをいただきました。

浦部智弘アナウンサー「おいしい。薄いかなって思ったんですけど、味もしっかりついていて、お肉もほろほろで食べ応え十分です」

糖尿病の患者「食べたら本当に最高です。おいしくて、本当に」

たねだ内科クリニック・種田嘉信理事長「この食事会を通して自分のこれからの糖尿病の治療に関して前向きに取り組んでいただければと思う」

たねだ内科クリニックでは、今後もこうした食事会を開くことにしています。