福島県や原発がある町の担当者が11日、福島第一原発を訪れ、処理水を海へ流す設備を視察しました。
処理水の放出設備を視察したのは国や県、そして双葉町や大熊町など、原発がある県内4つの町の担当者でつくる技術検討会のメンバー約30人です。メンバーは説明を聞きながら、問題が起きた場合、処理水の放出を止める緊急遮断弁などの設備を確認しました。
視察後、検討会のメンバーは東京電力に「関係者をはじめ国の内外に対しても丁寧な情報発信を心がけてほしい」と求めました。
東京電力は、設備の安全性の確保や、処理水に関する分かりやすい情報の発信に努めていきたいとしています。