8日、福島県いわき市の60代の女性が「介護保険料を多く支払っているので還付金がある」などといううその電話を信じ、現金約90万円をだまし取られる被害にあいました。
警察によりますと、8日午後5時半ごろ、いわき市の60代の女性の家に「介護保険料を多く支払っているので還付金がある。手続き関係の資料があるはずです」などと市役所職員を名乗る男から電話がありました。女性が、そのような資料は届いていない旨を伝えると、直接金融機関のATMから手続きができると言われ、市内のATMコーナーで、男から電話で指示されたとおりにATMを操作し、現金約90万円を他人名義の銀行口座に振り込みだまし取られました。
警察は「還付金があるのでATMに行ってください」などという電話は詐欺を疑い、家族や警察などに相談するよう呼びかけています。