福島県須賀川市で追突事故が発生し、車3台が全焼しました。今年1月には郡山市で乗用車が軽自動車に衝突したあと、軽自動車が炎上し、この車に乗っていた4人が死亡しました。

今回は、事故によって車が炎上しましたが、普段からも車両火災には注意が必要です。
総務省消防庁の調査では、去年全国で発生した車両火災は3414件と、全ての火災のおよそ9%を占めています。また、去年は90人が亡くなっています。

車両火災は、事故以外にも燃料漏れやエンジンルームへの清掃用の布の置き忘れなど、さまざまな原因が考えられます。
須賀川消防本部によりますと、温度の上がった車内に圧力容器やライターなどを放置しないことが車両火災を防ぐことにつながるといいます。

もし車両火災が発生した場合は、まずは速やかに車の外に出て安全な路肩に避難することが重要です。避難したあとに車内に忘れ物などがあっても決して戻ってはいけません。

日頃からの備えはもちろん、車両火災が起きた際には冷静かつ正しい行動が求められます。