5類移行後、発表方法が変わった新型コロナについて、あらためて発表方法とこれまでの比較についてまとめました。

新規陽性者数、入院・重症者数、死亡者数の3つの項目で変更があります。まず、新規陽性者数ですが、特定の医療機関からの報告をもとに、流行状況を把握する「定点把握」に変わり、毎週水曜日の公表となります。

こちらに1週間ごとの感染者数をまとめました。折れ線グラフが定点での陽性者数、棒グラフが県全体での陽性者数です。増減の波が同じように推移しているのが分かると思います。このことから県は、定点把握でもある程度流行状況を把握できるとしています。

つづいて、入院・重症者数については、病床使用率を含めて、医療機関からの報告を週1回取りまとめ、毎週金曜日の発表です。そして、死亡者数は全数把握が終了し、全ての陽性者の情報を把握できなくなるため公表はなくなります。

感染者が減るわけではないので、油断せず、感染対策はとってほしいと県は呼びかけています。