去年4月、学法石川高校に、福島県内で初めて「女子硬式野球部」が発足しました。競技人口も増え、国際大会も開かれるなど、広がりを見せている女子野球。彼女たちが白球を追うそのワケを聞きました。

学法石川高校女子硬式野球部。総勢14人の船出で、創部2年目に入ったばかりです。

女子硬式野球部の発足は、県内初で、新たな歴史を紡ぎます。そんな彼女たちが、野球を始めた理由は…。

笠倉美咲主将「第1期生で自分たちから作れるというのがいいなと思って、学法石川に決めた」
沢木璃々子選手「(硬式は)打った時とか捕った時とか軟式よりも感触が良い」
千田結愛選手「高校卒業してもクラブチームとかプロのチームに進んで野球をしたい」

チームで1番打者を務める、大原悠加選手もまた、野球に青春を捧げる一人です。

大原悠加選手

チームメイト「体育のバレーがやばいです。野球よりガチです笑」

大原選手が小学生時代に打ち込んだのは、バレーボール。野球との出会いは中学生の時でした。地元の先輩に誘われ、何気なく軟式野球クラブへ…。

そんな大原選手ですが、「ある出来事」を機に高校で硬式野球の道に進むことを決めました。

大原悠加選手「自分たちが高校に入る時に甲子園を目指せるとなり、甲子園に行ってみたいという思いが強くなった。高校でもソフトボールじゃなくて、甲子園を目指せる硬式野球を選んだ」