穏やかな陽気のなか、福島大学では4日、入学式が行われました。今年は、コロナ禍前のいつもの光景も戻ってきました。
新入生代表・青山希美さん「自己の目標達成と社会貢献を目指し、福島大学で過ごす時間が充実するよう努力することを誓います」
大学院生も含めて、およそ1200人の学生が入学した福島大学。体育館には、スーツを身にまとった新入生の姿がみられました。

入学式は、今年も新型コロナ対策として2回に分けて行われましたが、今年は4年ぶりに保護者も参加しました。
福島大学・三浦浩喜学長「新しい環境に慣れ、実りのある大学生活を送ることができるよう、教職員全員でしっかりと支えていきたいと思います」
松井綾乃アナウンサー「コロナで自粛していたサークルの勧誘も、今年から再開となり、大学の敷地内は賑わっています。」
入学式の前後には在校生が、新入生をサークルに勧誘するためチラシを配ったり、
楽器を演奏したり。4年ぶりに、いつもの入学式の光景が戻ってきていました。
キャンパスライフのスタートラインに立った新入生は…。
新入生「楽しみな気持ち半分と不安な気持ち半分なんですけど、色んな人と交流できるように頑張りたいと思います」
新入生「僕は機械学専攻なので、機械に携わることとか興味があること、知らないこと、新しいこととかにチャレンジしたいと思っています」
新入生「食農学類に入学するんですけど、福島県のお酒とかをもっと活性化させていけるように学んでいきたいと思います」
一方、保護者は。
保護者「高校生のときはコロナで我慢するところもあったので、大学生活は高校生活とは違い楽しく過ごせたらいいのかな」
新入生たちは、期待に胸を膨らませながら、4年間のキャンパスライフをスタートさせます。
4年前に新設された食農学類に入学したのは109人で、そのうちおよそ7割が県外からの学生だということです。