福島県郡山市では、新年度から「Z世代活躍係」が設置されました。ユニークな係の新設には、ある狙いがありました。
安部遼アナウンサー「こんにちは!みなさんが新設された係の方ですよね!」
風張達也さん「政策開発課Z世代活躍係の風張と申します」
新年度に郡山市役所に新設された「Z世代活躍係」。
Z世代は、1990年代後半から2012年ごろに生まれた人を指し、幼い頃から日常にインターネット環境があったことから「デジタルネイティブ」とも呼ばれています。
郡山市ではこれまで政策開発課の職員が、市外の若手職員や市内の高校生との交流などを通じて、まちづくりに「若者の視点」を生かしてきました。その体制をより強化しようと、課に新設されたのが「Z世代活躍係」です。
配属された職員3人の年齢は、係長は若めの45歳、あとの2人は、25歳のZ世代です。
政策開発課Z世代活躍係・風張達也さん「新しくできた部署に配属されるってことはいろいろ期待されているんだというところ」
政策開発課Z世代活躍係・岩浪正人係長「Z世代の新しい感覚で事業の改善などを進めていきたいなと思ってます」
係では、Z世代の意見を街づくりの課題解決などに生かしていくことにしています。