福島市で4日、北朝鮮拉致問題についての講演会が開かれ、北朝鮮による拉致被害者家族連絡会の飯塚耕一郎 事務局長(49)と横田哲也 事務局次長(57)が「家族も高齢化が進み時間がない被害者の早期帰国を」と訴えました。

飯塚さんは拉致被害者 田口八重子さんの長男、横田さんは同じく拉致被害者 横田めぐみさんの弟です。

講演会は拉致問題の解決に向けて活動する市民団体「救う会ふくしま」(赤塚公生 代表)が開きました。

飯塚さんは「若い世代を含め多くの人に拉致問題について関心を持ってもらうことが重要で、自分ごととして捉えてほしい」と呼びかけました。そして高市内閣に対して日朝首脳会談の実施と被害者の早期一括帰国をあらためて求めました。

また横田さんは「国の主権が侵された問題だ 解決しないまま父(滋さん)は6年前に亡くなり、母(早紀江さん)は90歳になった」「家族も高齢化しており親世代が存命なうちに全員を帰国させてほしい」と訴えました。また「家族会としては拉致被害者の早期一括帰国が実現すれば、北朝鮮への人道支援には反対しない」という見解をあらためて示しました。

講演会には市民や県議会拉致議連の議員などが参加、「救う会ふくしま」では問題解決を求める署名活動などを続けることにしています。