経済界の関係者が集まる新春の会が福島市で開かれました。
県内経済界のトップに、今年の県内の景気を天気予報になぞらえて占ってもらいました。

福島市で行われた新年市民交換会には、経済界の関係者などおよそ500人が参加しました。

2023年はどんな1年になるのか?県内経済界のトップたちに今年の「景気予報」を聞いてみました。

東邦銀行・佐藤稔頭取「くもりのち晴れと思っている。しばらくはコロナの影響であったり物価の問題は残ると思うが(今年の後半は)コロナ後への転換というのも見えてくると思う。物価も上がる中で、賃金の上昇などそういったことも加わっていけば良い方向に動いていくと思っている」

福島商工会議所・渡邊博美会頭「前半はやはり雨模様、後半夏からは虹がかかったような晴れるのではないか、期待も込めて。すでに再開発や町づくり、そしてインフラは進んでいる。希望や明るい兆しが見えると虹がかかったように感じられる」

ダイユーエイト・浅倉俊一社長「くもりだと思う。急激な(価格の)高騰で消費マインドが冷え込んでいる。会社は攻めの経営で、良いものをより安くご提供できるような体制づくりの中で臨んでいきたいと思う」

山水荘・渡邉利生常務取締役「間違いなく晴天だと思っています。今年は感染対策に気をつけながら旅をする楽しみとか、謳歌する自由を取り戻そうという雰囲気が戻ってきている。観光業界は今年は間違いなくV字回復を遂げる年になるかなと期待している」

業界によって回答は異なりましたが、コロナ禍や物価高への対策が求められる一年となりそうです。